パリ・サンジェルマン(PSG)は26日、リーグ・アン第3節でRCランスと対戦し3-1で勝利した。
開幕から2分けと勝利のないPSGは、前節のトゥールーズ戦から先発を3人変更。ゴンサロ・ラモスやイ・ガンイン、ファビアン・ルイスに代えてムバッペやデンベレ、アセンシオを先発で起用した。
互いにリーグ戦初勝利を目指す一戦は、地力で勝るPSGがポゼッションで大きく上回り主導権を握る。すると30分、ロングカウンターからデンベレのラストパスを受けたムバッペに最初の決定機が訪れたが、ボックス右から狙ったシュートは相手GKの好守に防がれた。
さらにPSGは32分にも、デンベレの右クロスからファーサイドのムバッペがボレーシュート。相手DFにディフレクトしたボールが枠を捉えたが、これはダンソのブロックに阻まれた。
ハーフタイムにかけても攻め立てるPSGは、前半終了間際に先制する。45分、ドリブルで中央を持ち上がったヴィティーニャのパスをザイール=エメリがワンタッチで繋ぐと、ペナルティアーク左でボールを受けたアセンシオのコントロールショットがゴール左隅に吸い込まれた。
迎えた後半、再びスコアを動かしたのはPSG。52分、味方との細かなパスワークでリュカ・エルナンデスが左サイドを突破すると、折り返しをペナルティアーク左に走り込んだムバッペがダイレクトでゴール左にシュートを突き刺した。
リードを広げたPSGは、80分にファビアン・ルイス、83分にダニーロ、86分にソレールを投入。すると、試合終了間際の91分にムバッペが試合を決定づける3点目を奪取。
その後、シュクリニアルのオウンゴールで1点を返されたPSGだったが、そのまま3-1で勝利。ムバッペの2ゴールなどで完勝のPSGが、今季リーグ戦初勝利を飾った。
