去就注目フレスネダの新天地はスポルティング! 条件合意で移籍決定的に

[写真:Getty Images]

スポルティングCPが、レアル・バジャドリーのU-19スペイン代表DFイバン・フレスネダ(18)の獲得に成功したようだ。

今夏の移籍市場でバルセロナを始め、ドルトムントやアーセナル、ニューカッスル、ミラン、チェルシーなど錚々たるビッグクラブの関心を集めていたフレスネダ。

クラブのセグンダ降格によって今夏の退団が既定路線と見られながらも、前述のクラブにとってトップターゲットではなかったという事情もあり、いずれも交渉も大きく進展せず。

そういった中、スペイン代表DFペドロ・ポロの退団以降、右ウイングバックの補強に動いていたポルトガルの名門が交渉を本格化。スペイン『マルカ』によると、移籍金900万ユーロ+アドオン300万ユーロの総額1200万ユーロ(約19億円)に加え、リセール時の10%の支払いという条件でクラブ間合意に至ったという。

また、2028年までの5年契約で合意している同選手のメディカルチェックも予約されているとのことだ。

フレスネダはレアル・マドリーのカンテラでプレー経験はあるものの、レガネスを経てバジャドリーのカンテラに加入。2022年1月に行われたコパ・デル・レイのベティス戦でファーストチームデビューを飾った。

その後、クラブが1年でのプリメーラ復帰を果たした2022-23シーズンはラ・リーガで22試合に出場。182cmのDFは右サイドバックを主戦場に3バックの右やウイングバックでも印象的なパフォーマンスを見せた。

18歳という年齢を感じさせない判断力、フィジカル能力を生かしたソリッドな守備に加え、攻撃でもビルドアップや巧みな仕掛けで貢献できる万能型。国内ではスペイン代表DFダニエル・カルバハルの若かりし頃と比較する声もある。

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