深夜のごみ捨て場に…放火未遂の疑いで51歳男を逮捕 防カメなどで浮上、容疑認める 他の火災との関連捜査

ごみ捨て場に放火、未遂容疑の男逮捕=埼玉県さいたま市中央区

 埼玉県警浦和西署は26日、現住建造物等放火未遂の疑いで、さいたま市中央区下落合3丁目、無職の男(51)を逮捕した。

 逮捕容疑は25日午前2時4分から同2時9分ごろまでの間に、同区下落合4丁目地内のマンション1階のごみ保管庫に自身が持っていたマッチで火を付け、家庭ごみと保管庫の壁面約20センチ四方を焼損させた疑い。けが人はいなかった。

 同署によると、午前2時12分ごろ、住人がごみ保管庫から煙が出ているのを発見し、119番。通報を受けた消防が鎮火した。付近の防犯カメラ映像などから、男の関与が浮上した。男は「ごみ捨て場のごみに火を付けました」と容疑を認めており、同署で動機などを調べている。

 同日午前2時5分ごろ、現場から直線距離で約350メートルの同区下落合3丁目地内のアパートのごみ捨て場で火災が発生しており、同署で関連を調べている。

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