銀のつばさで町田入り モンテ、貸し切り応援ツアー

マスコットキャラクター「ディーオ」(後列右から2番目)と記念写真に写る関係者ら=山形市・JR山形駅

 サッカーJ2・モンテディオ山形は26日、東京都町田市で町田と対戦した。首位を守る強敵との一戦を盛り上げようと、クラブはJR東日本と協力し、山形新幹線つばさを貸し切って現地に向かう応援ツアーを行った。サポーター約150人が共に銀色の車体に乗って気持ちを盛り上げ、試合では力強い声援を送った。

 サポーターたちはユニホーム姿でJR山形駅に続々到着し、既に応援モード。チームのマスコットキャラクター「ディーオ」も乗り込み、車内で交流を楽しんだ。選手が事前録音したアナウンスが流れると、サポーターの意気込みはいっそう高まった。

 試合は0-5で敗れた。サポーターは最後まで諦めず選手を後押しし、試合後も「下を向くな」「次こそ勝つぞ」と鼓舞し続けた。

 友人と2人で乗車して駆け付けた山形大2年奥山航さん(19)は「応援の雰囲気は最高だった」と振り返り、「まだ10試合ある。悔しがってる場合じゃない。次のホーム戦前を向いて頑張ってほしい」と再びの奮起を願った。

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