個性豊か「名月」彩るランタン作り 京都・長岡京で児童ら、9月9日に催し

完成したランタンを点灯して喜ぶ児童ら(京都府長岡京市天神4丁目・中央公民館)

 京都府長岡京市の初秋のイベント「名月の宴(うたげ)」で会場の勝竜寺城公園を彩るランタン作りが、このほど中央公民館(天神4丁目)で開かれた。児童と保護者ら56人が、牛乳パックで個性豊かな作品を完成させた。

 ランタン教室は市文化協会の主催で、同協会創立40周年記念の事業として企画。講師は同協会役員約10人が担当した。

 児童はパック表面の印刷部分をはがして無地にした。切り開きアニメキャラクターや花火、星と太陽などを描き、切り抜いて裏からカラーセロハンを貼り付けた。

 一人2点を作り、LEDライトを入れて室内の明かりを消すと、色鮮やかなデザインが浮かび上がり歓声が上がった。「自分のランタンを見に行く」という男児もいた。

 名月の宴は9月9日に開催され、日本舞踊や大正琴の演奏などがある。今回のランタン各1点を提供してもらい、通路を照らす。

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