26日県内、8地点が猛暑日 熱中症疑い、8人搬送 

山形地方気象台(資料写真)

 県内は26日も高気圧に覆われて各地で気温が上昇し、最高気温は新庄で36.3度を観測した。山形地方気象台の22観測点のうち8地点が猛暑日(最高気温が35度以上)となり、山形は35.0度で7日連続。各消防本部によると午後5時までに、熱中症の疑いで中等症1人を含む10~90代の男女8人が救急搬送された。

 酒田市の70代男性が中等症とみられ、自宅で倒れているのを家族が見つけた。発汗や意識障害の症状があり、冷房は使っていなかった。軽症の疑いでは、山形市の女子高校生が部活動の試合後に頭痛や腕のしびれを訴えた。このほか山形、酒田、朝日、最上、真室川、飯豊の6市町で救急搬送された男女計6人が軽症とみられる。

 環境省と気象庁は同日、本県に6日連続で熱中症警戒アラートを発表していた。

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