長崎市清水町の住宅街。細い坂道を上っていくと、突如、道の脇の畑に「緑のハート」が現れた。農作業をしていた同市音無町の川崎鶴松さん(82)に尋ねると、トウガンの苗一つからツルが広がり、形作っているという。
知人に頼まれ、10年ほど前から周辺の空き地を開墾。8面の畑でいろんな作物を育て、ご近所さんに配っている。絵画も趣味で、畑をキャンバスにして植物の“作品”も手がけるように。緑のハートは親切にしてくれるご近所さんへ感謝の気持ちを込めた。
80歳を過ぎても挑戦心は高まる一方で、今年はドローンを購入。畑8面にそれぞれ植物で文字を描き、空中から撮影すると歓迎の言葉が浮かび上がる-。そんな構想の実現予定は「5年後くらい」とのこと。乞うご期待。
畑をキャンバスに緑の“作品” ハートマークは感謝の気持ち
- Published
- 2023/08/27 11:10 (JST)
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