天と地で光の競演 南陽・あかり絵

約100個のスカイランタンが南陽の夜を彩った「あかり絵」=南陽市中央花公園

 南陽の夜を多彩な光で彩る催し「あかり絵」が26日、南陽市中央花公園で開かれ、夜空に揺らぐスカイランタンなどの明かりが訪れた人々を魅了した。

 会場には、内部に発光ダイオード(LED)を仕込んだ瓶3千個を地面に設置し幻想的な雰囲気を演出。カウントダウンでスカイランタン約100個が夜空に舞い上がると、「すてき」「きれいだね」などと歓声に包まれた。ひもに結ばれたスカイランタンは夜空で揺れながら浮かんでおり、家族連れなどがうっとりとした表情で見入った。

 南陽青年会議所(和田広司理事長)が毎年開いており、今年で18回目。市内の小中学生が地域の未来への思いを込めた横9メートル、縦3メートルの絵「ミライへ(絵)」も展示され、花火打ち上げもあった。

© 株式会社山形新聞社