【カブス10－６パイレーツ】＠PNCパーク
ナ・リーグのワイルドカード争いで３位につけているカブスは、１点ビハインドの３回表に３点を奪って逆転すると、５回表に一挙５点を追加。２点リードで迎えた９回表にはダメ押しの２点を奪い、10対６でパイレーツを破って今季最多タイの貯金７となった。カブス先発のジョーダン・ウィックスはデビュー戦で５回２安打９奪三振１失点の快投を見せ、メジャー初勝利（０敗）をマーク。５番手のアドバート・アルゾレイが21セーブ目を挙げ、パイレーツ２番手のオスバルド・ビードには５敗目（２勝）が記録された。
キブライアン・ヘイズの10号先頭打者アーチで先制されたカブスは、３回表に２つの押し出し四球などで３点を奪い、逆転に成功。５回表にはイアン・ハップの２点タイムリー二塁打、コディ・ベリンジャーのタイムリー、鈴木誠也のタイムリー三塁打、ジャイマー・キャンデラリオのタイムリーと打線がつながり、一挙５点を追加した。７回裏に犠飛と３本のタイムリーで５点を返され、２点差まで迫られたが、９回表に鈴木がダメ押しの２点タイムリー二塁打。９回裏にもピンチがあったが、10対６でパイレーツを破った。
鈴木は「５番・右翼」でスタメン出場し、２回表の第１打席は見逃し三振、３回表の第２打席はショートゴロに倒れたが、５回表の第３打席でレフトへのタイムリー三塁打。７回表の第４打席でサードゴロに倒れたあと、９回表の第５打席ではレフトへダメ押しの２点タイムリー二塁打を放った。５打数２安打３打点の活躍で連続試合安打を９に伸ばし、今季の打撃成績は打率.266、出塁率.337、OPS.774となっている。
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