“ジーコ時代”のデザイン復活!ウディネーゼの23-24新ユニ、懐かしの「シマウマエンブレム」も再登場

イタリア1部のウディネーゼとキットサプライヤ-のMacronは7月、2023-24シーズンの新ユニフォームを発表した。

注目はホームユニフォームで、70年代・80年代のレトロなデザインが復活している。

Udinese 2023-24 Macron Home

ウディネーゼ 2023-24 Macron ホーム ユニフォーム

23-24新ホームユニフォームは、センターにブラックのストライプを一本通す懐かしいデザインが復活。これは70年代後半から80年代前半まで使われたスタイルで、1983-85シーズンに所属したジーコ氏(現・鹿島アントラーズ アドバイザー)も着用したデザインだ。

そのユニフォームデザイン以上に驚きなのが左胸のエンブレムで、1975年から81年まで使用したシマウマ(ゼブラ)デザインが復活となった。

ストライプとエンブレムという今回の2つの復活に共通するユニフォームの一つに、1979-80シーズンモデルがある。「黒の一本ストライプにゼブラのエンブレム」というデザインが初めて登場した79-80シーズンは、実に18年ぶりにセリエAを戦っている。

新ユニフォーム発表時点ではサッパリとした印象のデザインだったが、その後2つめの胸スポンサーを契約。その結果、見た目が文字だらけとなってしまった。

おそらく最初から2つのスポンサーロゴを付ける予定だったのだろうが、せっかくのレトロデザインが残念な状態となっている。

Udinese 2023-24 Macron Away

ウディネーゼ 2023-24 Macron ホーム ユニフォーム

23-24新アウェイユニフォームは、コーラル(珊瑚色)を基調にトーン・オブ・トーンの幾何学的なグラフィックを落とし込む。レトロなホームユニフォームとは真逆のモダンなデザインが登場した。

各ユニフォームの背面首元には、クラブのモットーである“La Passione è la nostra Forza”(情熱が我々の力となる)を刻む。

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ホームにユヴェントスを迎えたセリエA開幕戦を0-3で落とし、今季は黒星発進となったウディネーゼ。第2節は敵地でサレルニターナと対戦する。

今や世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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