“初代の色”が登場!クリスタル・パレス、23-24アウェイユニは「真の原点回帰」のさわやかデザイン

プレミアリーグのクリスタル・パレスとキットサプライヤーのMacronは7月、2023-24シーズンの新アウェイユニフォームを発表した。

Crystal Palace 2023-24 Macron Home

クリスタル・パレス 2023-24 Macron アウェイ ユニフォーム

23-24新アウェイユニフォームは、ホワイトを基調にスカイブルーの斜めストライプを走らせる。今回は歴代屈指の爽やかなカラーコンビが登場となった。また、“たすきスタイル”はファンの間で人気が高いデザインだ。

背面の首元にはクラブの愛称“EAGLES”をレタリング。現時点でこの新アウェイはプレシーズンマッチのみの登場で、第2節を消化した今季のプレミアリーグではまだ着用していない。

今回のキットカラーであるホワイトとスカイブルーは“クラブの原点”と言えるものだが、実はこれまでほとんど使われてこなかった組み合わせだ。その理由は「クラブ創設年の変更」にある。

クラブの創設年は長らくの間プロチームとしてスタートした「1905年」とされてきたが、その後の研究・調査により真の出発点はアマチュア時代の「1861年」と判明。それにより現在では世界最古のフットボールクラブとされている。

1861年説は以前から存在していたが、正式に認められたことにより2022年にクラブは創設年を変更。エンブレムの数字もそれまでの1905から1861に置き換わった。

今回のキットカラーは、1861年の創設当時に着ていたとされているユニフォームの色を使用したもの。創設年の変更直前となる21-22シーズンのサードユニフォームで、この2色を半々デザインで採用している。

創設年の変更でようやく堂々と「原点」と言えるようになったこの2色。2年ぶりに再登場させたのは、“真の原点の色”を印象付けるクラブ側の狙いがあるのかもしれない。

もう一つの特徴である斜めストライプだが、画像の“白地に赤青たすき”が1970年代・80年代のホームユニフォームだったことから、このスタイルはファンの間で根強い人気がある。

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26日に行われるプレミアリーグ第3節で、クリスタル・パレスは敵地でブレントフォードと対戦する。相手のユニフォームが赤白ストライプのため、パレスは今季初めてこのアウェイユニフォームを着用する可能性が高い。

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