遠藤航を緊急補強したリバプール、リミット迫る中で126億円と設定されるMFの補強に動く

[写真:Getty Images]

日本代表MF遠藤航を電撃獲得したリバプールだが、まだ中盤の補強は諦めていないようだ。

今夏の移籍市場では、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライを獲得したリバプール。一方で、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド、サウサンプトンのベルギー代表MFロメオ・ラヴィアの獲得に失敗。どちらもチェルシーに敗れる形となった。

その中で遠藤を緊急補強したリバプールだが、イギリス『フットボール・インサイダー』によれば、クリスタル・パレスのマリ代表MFシェイク・ウマル・ドゥクレ(23)の獲得を諦めていないようだ。

夏の移籍市場は終了まで残り1週間を切った状況。ドゥクレに対して関心を示していた中、クリスタル・パレスは移籍金を7000万ポンド(約126億円)以上に設定しているとされている。

長期的にチームを任せられる中盤の選手を獲得したかったリバプール。遠藤は30歳を迎えており、この先10年を任せられるとは考えられていない。

その中で獲得に動いているのがドゥクレ。本人もリバプールからの関心を知り、移籍を熱望しているという。

ドゥクレは移籍金2100万ポンド(約38億7000万円)で2022年夏にRCランスから完全移籍で加入。2022-23シーズンは公式戦35試合に出場し3アシストを記録。クラブの年間最優秀選手賞を受賞していた。

クリスタル・パレスとの契約は2027年夏までの4年間残っている状況。簡単に出せる金額ではないが、残り時間が少ない中でリバプールはどう動くのか。トップターゲットを確保したいところだ。

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