東ティモール、ミャンマーを非難 軍政が代理大使追放で

 【ジャカルタ共同】東ティモール政府は27日までに、ミャンマー軍事政権が同国駐在の代理大使の追放を決めたとして非難声明を発表した。東ティモールはミャンマーの民主派を支持する姿勢を見せており、声明では混乱が続くミャンマー情勢に触れ、軍政に対し「人権を尊重し、平和的かつ建設的な解決策を模索するよう求める」と訴えた。声明は26日付。

 また声明は「民主的な選挙結果を無効にして権力を掌握した」と軍政を批判。「民主的秩序の回復に向け、あらゆる努力を支援する」とした。

 東ティモールのラモスホルタ大統領は、同じノーベル平和賞受賞者として、アウンサンスーチー氏の解放を度々訴えてきた。

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