サラーはやっぱりサウジへ? リバプールにアル・イテハド移籍の希望を伝えたと報道

[写真:Getty Images]

クラブへのコミットを指名していたリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー(31)だが、気持ちはサウジアラビアに傾いているようだ。

リバプールのエースとして君臨するサラー。プレミアリーグでは3度の得点王に輝き、チャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグ、FAカップ、EFLカップなど数々のタイトル獲得に貢献してきた。

2017年7月にローマからリバプールに加入し、7シーズン目を迎えているサラー。公式戦307試合で187ゴールという脅威的な数字を記録しているが、今夏躍動するサウジアラビアからのオファーが当然のように入ってきている。

サラーには元フランス代表FWカリム・ベンゼマらを獲得したアル・イテハドが関心を寄せおり、年俸8000万ユーロ(約126億2000万円)の3年契約を掲示。これはサウジアラビアでも最高の待遇となり、移籍金も9200万ユーロ(約145億円)以上のオファーを出しているという。

ユルゲン・クロップ監督はサラーを頼りにしており、この状況でも「リバプールの選手」と強調。2022年夏に契約延長したサラーの代理人も「今夏リバプールを離れることを考えていたら、昨夏の契約更新はなかっただろう。モハメドは依然としてリバプールにコミットしている」と主張していた。

しかし、イタリア人ジャーナリストのルディ・ガレッティ氏によれば、サラーはサウジアラビア行きに興味を持っているとのこと。リバプールに自分の意思を伝えたとされている。

夏の移籍期間終了も迫る中で、サラーが抜けるとなればリバプールは大きな問題を抱えることに。サウジアラビアはプレミアリーグよりも期限が後のため、市場が閉まってから退団されては手の打ちようがない状況だ。

果たしてどういう動きになるのか。移籍するのであれば、早期決着を求めており、期限は8月28日に設定されているとされている。

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