メッシがMLSデビュー。途中出場からチーム2点目を奪い勝利に貢献

写真:MLSデビューを飾ったメッシ ©Getty Images

アメリカMLS第28節のニューヨーク・レッドブルズ vs インテル・マイアミの試合がレッドブル・アリーナで行われ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがMLSデビューを飾った。

メッシはインテル・マイアミ加入後、MLSとリーガMX(メキシコ1部リーグ)の全チームが参加したリーグスカップで7試合10ゴールの活躍を披露し、チームの優勝に貢献。8月23日にはUSオープンカップ準決勝でヒューストン・ダイナモと対戦し、2アシストを記録していた。

リーグスカップ開催などでMLSのリーグ戦は中断されており、このほど再開を迎えたが、インテル・マイアミのヘラルド・マルティーノ監督はこれまでのスケジュールを考慮し、メッシ、そして元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツら主力の大半をベンチに置いてニューヨーク・レッドブルズ戦に挑んだ。なお、メッシ、ブスケツとともに加入したスペイン代表DFジョルディ・アルバは先発出場している。

試合は37分、パラグアイ代表MFディエゴ・ゴメスのゴールでインテル・マイアミが先制。後半に入り60分にメッシやブスケツらが投入されると、迎えた88分にメッシが追加点を奪う。ブスケツからのフィードをアルバが体を投げ出しながら折り返すと、ペナルティーエリア内で受けたメッシがボールをキープ。相手6人を引きつけたところで右サイドに展開し、走り込んだベンジャミン・クレマスキの折り返しをゴール前で待ち受け、難なく無人のゴールに流し込んだ。

元バルセロナの3人が絡んだゴールもあり、インテル・マイアミが2-0で勝利。チームはこれまでMLSで11試合にわたって未勝利が続き、東カンファレンスで最下位に沈んでいたが12試合ぶりの勝利を挙げただけでなく14位に浮上。

メッシの加入後、急激にチーム状態が改善されていて結果も出ており、メッシ加入の効果が如実に表れている。

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