8月18日から20日にかけて、プレミアリーグ第2節の9試合が行われた。8月19日に予定されていたルートン・タウン vs バーンリーの試合は、ルートン・タウンの本拠地の改修が開幕に間に合わなかったため、延期になっている。
難敵ニューカッスルとの注目対決に挑んだマンチェスター・シティは31分、フィル・フォーデンの折り返しからフリアン・アルバレスのゴールで先制。その後はアーリング・ハーランドが何度か決定機を迎えながらも追加点は奪えず。それでも1－0で勝利し、開幕2連勝を飾った。
アーセナルはクリスタルパレスとアウェーで対戦。前節、負傷したユリエン・ティンバーの長期離脱を受け、冨安健洋が先発出場した。試合はアーセナルが優勢に進め、53分にはマルティン・ウーデゴールのPKで先制。67分に冨安が2枚目のイエローカードで退場となったが、失点は許さず開幕2連勝を飾った。
ホームにボーンマスを迎えたリヴァプールは、開始早々に失点する苦しい立ち上がりとなったが、ルイス・ディアスとモハメド・サラーのゴールで前半のうちに逆転に成功。58分にアレクシス・マクアリスターが一発退場とピンチを迎えたが、直後にディオゴ・ジョタが3点目を奪うと、チームに加わったばかりの遠藤航を投入して攻守のバランスを整え、そのまま逃げ切りに成功した。
ウルブスとのアウェーゲームに臨んだブライトンは15分、左サイドでボールを持った三笘薫が4人の相手をドリブルで抜き去ってゴールを決める衝撃的な一撃で先制すると、後半の立ち上がりにはペルビス・エストゥピニャンが1ゴール、ソリー・マーチが2ゴールとたたみかける。三笘はエストゥピニャンのゴールをアシストした。ウルブスもその後1点を返したものの大勢は変えられず、ブライトンが2試合連続の快勝を収めて首位に立った。
トッテナム vs マンチェスター・ユナイテッドの注目対決は、前半は両チームともに決定機を作りながらゴールは生まれず、迎えた49分に右サイドからのクロスをパペ・サールが合わせてトッテナムが先制。83分にはベン・デイヴィスのシュートがリサンドロ・マルティネスの足に当たってコースが変わり、これがOGとなって追加点。トッテナムが2－0でこの一戦を制し、アンジェ・ポステコグルー監督体制での初勝利を収めた。
英国史上最高額の移籍金で加入したモイセス・カイセドがベンチ入りしたチェルシーはアウェーでウェストハムと対戦。開始7分にナイフ・アゲルドのゴールでウェストハムが先制し、28分にチェルシーのカーニー・チュクエメカが同点ゴールと序盤から激しく動いた試合は、67分にアゲルドが退場処分と数的不利になりながらも、ウェストハムが3－1で勝利。カイセドは60分から出場したものの、試合終了間際に痛恨のPKを献上した。
ノッティンガム・フォレストは2－1でシェフィールド・ユナイテッドを下し、今シーズン初勝利。開幕戦でトッテナムに引き分けたブレントフォードも、ブライアン・エンベウモの2ゴールなどでフラムを3－0で下し、シーズン初勝利となった。アストンヴィラは4－0でエヴァートンに勝利。エヴァートンは2連敗で最下位に転落した。
◉プレミアリーグ 第2節 結果
ノッティンガム・フォレスト 2－1 シェフィールド・ユナイテッド（ハイライト動画）
リヴァプール 3－1 ボーンマス（ハイライト動画）
ウルブス 1－4 ブライトン（ハイライト動画）
フラム 0－3 ブレントフォード（ハイライト動画）
トッテナム 2－0 マンチェスター・ユナイテッド（ハイライト動画）
マンチェスター・シティ 1－0 ニューカッスル（ハイライト動画）
アストンヴィラ 4－0 エヴァートン（ハイライト動画）
ウェストハム 3－1 チェルシー（ハイライト動画）
クリスタルパレス 0－1 アーセナル（ハイライト動画）
ルートン・タウン 延期 バーンリー
