青森県三沢市の夏を彩る「三沢まつり」が27日の合同運行で幕を閉じた。99回目の今年は、4日間による通常開催が4年ぶりに復活。参加した12団体は伝統ある祭りに参加できる喜びをかみしめ、来年の100回の節目を成功させることを誓った。
期間中は好天に恵まれ、人出は約4万人(市商工会発表)。「基地の街」らしく沿道は多くの米国人で鈴なりとなった。この日の最後は山車同士がすれ違いざまに太鼓を打ち鳴らす恒例の「山車別れ」が行われ、全員が来年の再会を約束した。祭りの主役の子どもたちは、みんな汗びっしょり。「来年も参加する」「楽しむぞ」と飛び切りの笑顔がはじけた。