錦木、小結昇進 大相撲秋場所、岩手県出身力士23年ぶり

大相撲名古屋場所2日目 左をねじ込む錦木(右)。すくい投げで照ノ富士を破る=7月10日、名古屋市・ドルフィンズアリーナ

 【東京支社】日本相撲協会は28日、大相撲秋場所(9月10日初日・両国国技館)の新番付を発表し、盛岡市出身の錦木(33)=本名・熊谷徹也、伊勢ノ海部屋、盛岡・米内中=が東小結に就き、待望の三役昇進を果たした。岩手県出身力士の小結昇進は23年ぶり。2006年春場所の初土俵から所要103場所の新三役は史上3位のスロー昇進となった。

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