亜希 離婚後も悪口はなし!甲子園優勝の次男と元夫・清原の絆繋いだ“5つのルール”

「正直なところ、一夜明けてもまだ頭が回らず、感謝以上のもっと根っこの言葉は次男に会ってから見つかるような気がしています」

8月24日、モデルの亜希(54)が情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)にコメントを寄せた。

亜希は元プロ野球選手・清原和博(56)の元妻で、次男の勝児さん(18)は慶応義塾高等学校の野球部に所属している。

「慶応が『第105回全国高等学校野球選手権記念大会』で優勝したのは実に107年ぶりです。勝児くんは23日の仙台育英学園高等学校との決勝戦には代打で出場し、場内を沸かせました。

亜希さんは勝児くんがリトルリーグのときから、大きなクーラーボックスを抱えて観戦に行くほど熱心に応援していました。あるときボックスを足の指の上に落とし、骨を折ってしまったこともあるそうです」(芸能ジャーナリスト・佐々木博之氏)

一方で父の清原も甲子園を訪れ、慶応の全5試合をスタンドから観戦していた。

「父子そろっての甲子園優勝は史上初となる快挙です。清原さんは勝児くんと頻繁にメールでやり取りし、野球のアドバイスなどもしているそうです」(野球関係者)

亜希と清原は00年に結婚したが、14年に清原の薬物使用疑惑が報じられ、離婚している(※2年後に逮捕)。

「離婚の経緯を考えれば、子供たちがお父さんに悪感情を抱いてしまってもおかしくありません。それにもかかわらず、良好な関係を築けているのは亜希さんのおかげなのです。

彼女は罪を犯した清原さんを見捨てず、『今の姿を応援したい』と彼をサポートし続けました。今、彼女は清原さんの個人事務所の代表を務めています」(芸能関係者)

離婚後、亜希は家族を再生させるために、仕事でも家庭でも一人先頭に立って剛腕を振るった。

「モデル、CM、雑誌の連載などの活動のほか、アパレルブランドも立ち上げました。一方で、2人の息子を名門校に入れ、部活に専念できる環境を作ったのです」(前出・佐々木氏)

そんな彼女が清原家を支えるうえで、大事にしてきた5つのルールがあるようだ。

【1】弁当は“映え”よりも“量”

亜希は息子の弁当を十数年作り続け、強い体に育て上げた。

「彼女の料理の腕前は女性誌で連載をもっていたほどで、SNSにあげる弁当の写真は“茶色い”“デカ弁”などと話題になりました。勝児さんの『野球弁当』は重量1.2kgを超えたこともあったそうです」(前出・野球関係者)

【2】「おはよう」は採点制

自著『亜希のことば 私を笑顔にしてくれるヒト・コト・モノ』(講談社)にはこう書かれている。

《幼稚園の頃、子どもたちが「おはよう」と言うたびに「惜しい!今のは80点かな~!」なんて言っていました。(中略)

子どものテンションを上げることも、親がやってあげられることのひとつだと信じて、これからも元気な「おはよう」で一日を一緒に始めたい》

【3】別れた夫の悪口を言わない

離婚後、亜希の計らいもあり、約3年半ぶりに清原と息子たちが再会することになった。そのことを清原は報道番組『Live News イット!』(フジテレビ系)で次のように振り返っている。

「ああいうふう(息子を)送り出してくれた元妻にも感謝しています。普通だったら悪口をいっぱい言ってもおかしくないじゃないですか。そういうことも一切言わなかったと息子たちに聞いた」

【4】スポーツでは常に1位を目指す

清原は常々「1位以外は全部同じ」と語っていたという。

「亜希さんは清原さんの教えを息子たちに伝えていました。彼がプロ野球で残した成績は誰が見ても立派なもので、それを誇りに思ってほしいと話していたそうです」(前出・野球関係者)

【5】「清原家はもう上がるしかない」という信念を持つ

「離婚、逮捕の際のつらい経験を引き合いに『あれよりも下はないのだから、明るく生きよう』と一家全員で決めたそうです」(前出・芸能関係者)

自著『家 ごはんと野球』(CCCメディアハウス)の中で、勝児さんは次のように話している。

《飯だったり人柄だったり、うちのお母さんを超える人を見たことない。テンション高くて面倒くさい時あるけど(笑)、とにかく明るい》

番長のように義理人情に厚く、体を張って家族を守ってきた亜希。彼女の力なしでは、史上初の栄冠が輝くことはなかっただろう。

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