ケイン、バイエルン史3人目のブンデスデビューから2戦3発 「全部がポジティブ」

[写真:Getty Images]

バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインはドイツでも輝かしいキャリアを築いていきそうだ。

トッテナムで世界指折りのストライカーとして名を馳せるなか、今夏に渇望するトロフィーを目指して、バイエルン入りしたケイン。ブンデスリーガ開幕節で挨拶代わりの初ゴールを決めると、27日に行われた第2節のアウグスブルク戦でも2発と活躍した。

アウグスブルク戦での1ゴール目はPKによるものだったが、2点目は左サイドのアルフォンソ・デイビスからの折り返しを右足つま先のチップキックで流し込んでの技あり弾。これでブンデス2試合で3ゴール目となり、早くもチーム内得点王に躍り出た。

バイエルンの公式サイトによると、ブンデスデビューから2試合で3ゴールは1967年のグスタフ・ユング、1993年のアドルフォ・バレンシアに続くクラブ史上3人目の快挙だという。

初のドッペルパックでバイエルンの連勝に貢献したケインもその試合後、充実ぶりをうかがわせている。

「シーズン最初のホーム戦で良い勝利だった。良いチャンスが作れたし、もっと得点できたはずだけどね。ファイナルサードでもまだ改善の余地があるけど、全体的には良いパフォーマンスだった」

「チームには素晴らしいクオリティがある。チームの調和も好きだし、ともにどんどん成長しているよ。この数週間は僕にとってクレイジーで、エキサイティングだったけど、全部がポジティブだ」

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