全校生徒の半数が所属する名物部活の「水族館」 約40年ぶり"かつての場所"に移転へ

全国から集まった生徒が運営し、地域の観光資源にもなっている人気施設「長浜高校」の水族館が、移転することが分かりました。

「長高水族館」は、地元にあった長浜水族館の閉館を受けて1999年、学校の教室に誕生し、日々、水族館部の生徒が生き物の世話や設備の維持管理をしながら、毎月第三土曜日には一般公開も行っている人気施設です。
しかし、開館から24年が経ち設備の老朽化が進んでいる上、現在およそ70人の水族館部員も来年度には100人を超えることも想定され、施設が手狭になっていました。

こうした中、学校のある大洲市の協力で長浜保健センターへの移転計画が浮上し、大洲市が9月補正予算案に施設の改修費460万円を計上しています。

移転先は、1986年まで長浜水族館があった場所で、地域のシンボルがおよそ40年ぶりに、元の場所に戻ることになりそうです。

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