夏休み明けて元気に登校 県内小中学校再開 先生や友人と笑顔交わす

夏休み明けの授業で宿題などを提出する1年生=28日午前8時50分、上三川町上蒲生

 栃木県内10市町と宇都宮市内の一部の小中学校などで28日、夏休み明けの学校が始まった。上三川町上蒲生の上三川北小(240人)では夏季休業明け集会が開かれ、児童たちは友人や教職員と久しぶりに再会し笑顔を見せた。

 同町の小中学校は2学期制。暑さ対策として、各校の判断で計8校がオンライン形式で集会を開いた。同校も各教室をオンラインでつなぎ、黒須親章(くろすちかゆき)校長(55)が「元気にあいさつして登校する皆さんを見て安心した。1学期の終わりまであと少しなので、楽しく過ごそう」と呼びかけた。

 集会後、1年1組では担任教諭がドリルなど宿題の提出を受け、児童たちは一人ずつ夏休みの絵日記を発表した。小曽戸豪葵(こそどごうき)君(6)は「夏休みは家族で東京ディズニーリゾートに行けて楽しかった。(夏休み明けは)体育の授業でドッジボールを頑張りたい」と話した。

 県内では日光市の小中学校などで最も早い25日に夏休みが明けた。

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