サッカーのユニフォームには、これまでいくつもの印象的なスポンサーロゴマークが登場してきた。
ここでは、間違いなくその一つに数えられるであろうドイツの自動車メーカー「OPEL(オペル)」のロゴをユニフォームに付けた「8つの名門チーム」をご紹介したい。
バイエルン
バイエルン・ミュンヘン 1999-2001 adidas ホーム ユニフォーム
契約期間:1989-2002年
OPELロゴを付けたサッカー界を代表するチームの一つはバイエルン。このロゴを付けたユニフォームを着てブンデスリーガでは6度の優勝を経験。2000-01シーズンはUEFAチャンピオンズリーグも制覇した。
ヤングボーイズ
BSCヤングボーイズ 1986-87 Puma ホーム ユニフォーム
契約期間:1986-1996年
現在はFCシンシナティ(アメリカ)でプレーする久保裕也が所属していたスイスの名門ヤング・ボーイズ。意外にも80年代から10年ほどOPELとの契約時代がある。このユニフォームを着た86-87シーズンはカップ王者に輝いた。
PSG
パリ・サンジェルマン 1996-97 Nike ホーム ユニフォーム
契約期間:1995-2002年
PSGにとってOPELロゴマークは90年代の黄金期を象徴する存在。豊富な資金力をバックに有力選手を獲得し、95-96シーズンには現時点でクラブ唯一の国際タイトルであるUEFAカップウィナーズカップを獲得している。
スパルタ・プラハ
スパルタ・プラハ 1991-92 adidas ホーム ユニフォーム
契約期間:1990-2000年
チェコの名門スパルタ・プラハは90年代にOPELと契約。この時代のスパルタの情報はなかなか日本まで届かなかったので印象は薄いかもしれない。91-92シーズン当時はまだユニフォームにエンブレムが無く、この翌シーズンから左胸に付くようになる。
フェイエノールト
フェイエノールト 2015-16 adidas ホーム ユニフォーム
契約期間:1984-1989年、2013-17年
現在は上田綺世が所属するフェイエノールトは、時代を飛び越えてOPELと2度の契約経験がある珍しいチーム。第1期はタイトルに恵まれなかったが、第2期ではリーグとカップをそれぞれ1回優勝した。
2010年代のユニフォームでOPELロゴを見ることができる貴重なチームでもある。
ボルドー
ジロンダン・ボルドー 1990-91 Uhlsport ホーム ユニフォーム
契約期間:1985-91年
80年代後半のボルドーの輝かしい時代を象徴するOPELロゴ。契約期間にリーグ・アン優勝1回(2位は2回)、カップ戦は2連覇達成と黄金期を迎えていた。
ミラン
ミラン 1999-2000 adidas 100周年記念 ユニフォーム
契約期間:1994-2006年
イタリアの名門ミランはバイエルンと同じくらいサッカー界を代表するOPEL契約チーム。12年という契約期間は、少なくとも主要リーグのクラブとしては最長だ。その間にセリエAを3回、チャンピオンズリーグ1回の優勝を記録している。
フィオレンティーナ
フィオレンティーナ 1984-86 Ennerre ホーム ユニフォーム
契約期間:1984-86年
黄金時代を築いたミランよりも早くOPELと契約したイタリアのクラブは、実はフィオレンティーナだった。契約した2シーズンでセリエAは4位(84-85)と10位。85-86シーズンはUEFAカップにも出場している。
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