アルファタウリF1、イタリアGPでのローソン起用を発表。以降は「リカルドが完全に回復するまで」

 現地時間8月28日、スクーデリア・アルファタウリは公式X(旧称:Twitter)を更新し、左手を骨折したダニエル・リカルドの代役を務めF1第14戦オランダGPに参戦したリアム・ローソンについて、9月1〜3日にモンツァ・サーキットで開催される第15戦イタリアGPでも起用することを明らかにした。

 リカルドはオランダGP初日のFP2でクラッシュを喫し、左手の中手骨を骨折。それに伴いアルファタウリは、リザーブドライバーとして現地入りしていたローソンを土曜日のFP3より起用。目まぐるしく天候が変わる難しい週末となったが、ローソンは決勝で13位という成績を残した。

 波乱のオランダGPの週末を終えた28日、アルファタウリはXの投稿にて「ダニエルの手術が成功し、現在は回復に向かっていることを嬉しく思う」と綴った。

 さらに、「我々はダニエルとすぐにでもサーキットで再会できることを願っている。ただ、ダニエルが完全に回復するまでの間、ザントフォールトでの困難な状況下で良い仕事をしたリアムが、今週末モンツァで開催される(アルファタウリの)ホームレースから、引き続き角田裕毅とともに走る」と綴り、イタリアGPを含むリカルドの怪我が完治するまでの間は、引き続きローソンを起用すると明らかにした。

 オランダGPでは土曜日のFP3からの出走となったローソン。ライバルと同じくFP1から出走するイタリアGPではどのような走りを見せるだろうか。代役2戦目も注目を集めることになりそうだ。

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