パンで希少品目味わって 加賀野菜レアベジパン

加賀野菜の希少品目を使ったパン=金沢市もりの里2丁目のパン店

  ●31日から、二塚からしな追加

 金沢市は31日から9月30日まで「加賀野菜レアベジパン・ウィーク」を開催する。市内のパン店12店舗が「ヘタ紫なす」「加賀つるまめ」「赤ずいき」「二塚からしな」を使ったオリジナルのパンを創作し、販売する。

 市では加賀野菜15品目のうち、生産者、生産量とも少ない6品目を希少品目と位置付けており、フェアは4回目となる。

 今年は2店舗増やして前半、後半各6店舗の2部制とし、食材に二塚からしなを追加した。食材の魅力をパンを通じて発信し、市民にも家庭の献立に取り入れてもらう。

 「ブーランジェリー パリカナ」(もりの里2丁目)は赤ずいきを使用する。代表の渡邉勇樹さん(38)は「生で食べる人が多いと思うが、工夫すれば火を通してもおいしく味わえる」と話した。

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