盛岡市本宮の市子ども科学館(浪岡潤一館長)は27日、入館者が500万人に達した。同館関係者らは開館40周年という節目での達成を喜んだ。
500万人目は仙台市の佐藤蔵志郎(そうしろう)ちゃん(4)。母親と本県在住のいとこ家族と訪れた。記念のセレモニーを行い、中村一郎副市長らと一緒にくす玉を割ると、会場は拍手と「おめでとう」との声でいっぱいになった。
記念品として顕微鏡を受け取った蔵志郎ちゃんは「カタツムリやダンゴムシを見てみたい」とうれしそう。浪岡館長は「子どもたちが、科学に興味の芽を出すお手伝いを継続していきたい」と期待を込めた。