ダル、右肘炎症でIL入り 日米200勝は来季へ

パドレスのダルビッシュ有投手(ゲッティ=共同)

 【ロサンゼルス共同】米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(37)が28日、右肘炎症のため15日間の負傷者リスト(IL)に入った。今季は復帰せず、残り試合に登板しない可能性も出てきた。あと4勝の日米通算200勝は、来季へ持ち越しとなることが確実となった。

 球団公式サイトによると、メルビン監督はカージナルス戦の前に取材に応じ「どうなるかは分からない。シーズンの終盤で彼は多くの球数を投げてきたし、少し慎重に対応している」と語った。

 ダルビッシュは前回登板の25日のブルワーズ戦では4回5失点と精彩を欠き、76球で降板。試合後に「皆この時期は疲れもあるし、僕ももちろんある。そんなに大きなことではない」と述べたが、体になんらかの異変が生じていた様子だった。

 メジャー12年目の今季は24試合の登板で8勝10敗、防御率は4.56。チームは62勝70敗でプレーオフ進出は厳しくなっていた。パドレスは2月にダルビッシュと2028年まで6年総額1億800万ドル(約159億円)で契約を延長している。

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