自然に囲まれ、夏休み最後の思い出づくり 京都・南丹で小中学生が交流会

息を合わせてパドルを操る団員たち(南丹市園部町・通天湖)

 京都府南丹市のスポーツ少年団に所属する小中学生が、競技を越えて交流する催しが27日、同市園部町の京都るり渓温泉であった。自然体験やレクリエーションなどで共に汗をかき、夏休み最後の思い出をつくった。

 交流行事は昨年から始まり、今回で3回目。バスケットボールチーム「リトルジャイアンツ」と野球チーム「八木アトムズ」から、小学5年から中学2年までの計25人が参加した。

 通天湖で行われたカヤック体験では、異なるチーム同士でペアになってパドルを操った。団員は慣れない操作に初めは戸惑いながらも徐々にこつをつかみ、湖上には「右、左」などと息を合わせる元気な声が響いた。

 リトルジャイアンツの杉森結寿葉さん(14)は「協力しないと前に進まないので、自然と互いに仲良くなれた。いい思い出になった」と笑顔を見せた。

 ミニゲーム大会やバギー体験などもあった。

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