運転開始30年の浜岡原発4号機 停止状態で現状の保全活動継続→今後10年間の設備の健全性維持 規制委が認可

中部電力は2022年7月に結果を取りまとめた浜岡原子力発電所4号機の「高経年化技術評価」の結果について、原子力規制委員会からその内容が認められたと2023年8月28日、発表しました。

現在、稼働停止している中部電力の浜岡原子力発電所4号機は2023年9月3日で、運転開始から30年を迎えます。

これを受け、中部電力は法令で義務付けられた「高経年化技術評価」を実施し、2022年7月、停止状態を前提として現状の保全活動を継続することにより、少なくとも今後10年間は設備の健全性を保てると評価結果を取りまとめました。

そして2023年8月28日、この「高経年化技術評価」の結果について原子力規制委員会からの認可が得られたということです。

中部電力は「現状の保全活動を継続することにより、今後も設備の健全性を維持していく」としています。

© 静岡放送株式会社