絶滅危惧種の渡り鳥「アカモズ」 世界で初めて人工ふ化させ育てることに成功 豊橋総合動植物公園 愛知

愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園は、絶滅危惧種である渡り鳥の「アカモズ」を人工ふ化させ、ひなを育てることに世界で初めて成功したと発表しました。

アカモズは東南アジアから日本に渡り繁殖する渡り鳥で、絶滅危惧種にも指定されています。

豊橋総合動植物公園は、岡崎市の人間環境大学などと共同でアカモズの保全に取り組み、ことし13羽を人工ふ化させ、そのうち9羽のひなが育ちました。

アカモズを人工ふ化させ、ひなを育てたのは、世界初だということで、今後もアカモズの繁殖研究を進め、野生の個体数を増やしたい考えです。

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