【MLB】エンゼルス2度リードも逆転負け 大谷翔平は1安打1四球

写真:大谷は4打数1安打1四球

8月28日(日本時間29日)にフィラデルフィアで行われたフィリーズ戦、エンゼルスは2度のリードを奪ったが4-6で逆転負けを喫した。

エンゼルス先発は今季途中トレードで加入したルーカス・ジオリト、対するフィリーズ先発は今季13勝の右腕タイワン・ウォーカー。

試合は初回から点が動く展開。エンゼルスは1回表、先頭のノーラン・シャニュエルが死球で出塁すると続く大谷翔平がセンター前ヒットで一、二塁のチャンスを作る。すると今日は5番に入ったルイス・レンヒーフォがライト前にタイムリーを放ち先制。しかしその裏、先制点をもらったジオリトは8月好調のトレイ・ターナーにソロ本塁打を打たれあっさり同点に追いつかれる。

4回表、二死から9番ランドール・グリチックが四球で出塁するとシャニュエルが二塁打でチャンス拡大。新人のシャニュエルはこれでデビューから8試合連続安打となった。続く大谷は申告敬遠で二死満塁のチャンスを作ると、3番ブランドン・ドルーリーが2点タイムリーを放ちエンゼルスが勝ち越しに成功。しかしその裏、ジオリトは先頭のターナーを四球で出すと、ブライス・ハーパーに2ランを許し再び同点にされてしまう。

5回表にはミッキー・モニアックが三塁打を放ち再び勝ち越しのチャンスを得たものの後続が凡退し得点はならず。すると5回裏にはターナーにこの日2本目となる17号2ランを許し、エンゼルスはこの日初めてのビハインドの展開に。

6回裏、ジオリトは二死から四球を出したところ、5回2/3を4安打5失点で降板。2番手のアーロン・ループはピンチを作ったものの無失点に抑える。

7回表、モニアックが一死一、三塁のチャンスでタイムリーを放ちエンゼルスは1点差に詰め寄るも後続が凡退で同点にはならず。

8回裏、先頭のアレック・ボームに二塁打を打たれピンチを招くと、元エンゼルスのブランドン・マーシュにタイムリーヒットを許し、再び点差は2点に。

9回表の攻撃は三者凡退に倒れ、エンゼルスはフィラデルフィアでの3連戦の初戦を落とし、借金は「6」に。

本日の大谷は4打数1安打1四球1三振。今季成績は打率.304、44本塁打、92打点、OPS1.072、19盗塁となった。

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