盛岡らしさを菓子パンに 白石食品が3種開発、9月末まで販売

盛岡市の魅力を詰め込んだ3種の菓子パン

 盛岡市黒川の白石食品工業(白石雄一社長)は、市の魅力をPRする3種の菓子パンを販売している。米ニューヨーク・タイムズ紙の「2023年に行くべき52カ所」に同市が選ばれたことを受けて開発した。

 テーマは盛岡らしさと岩手の食材。生地に県産小麦粉を使用し、味に加え、見た目の再現性にもこだわった。「赤レンガ館チョコフィナンシェ」は、チョコレートで赤茶色のれんがをイメージ。暑い時季でもさっぱりと食べられるように甘さを調整した。

 「南部鉄器黒ごまメロンパン」はビスケット生地に黒ごまを練り込み、表面のゴツゴツ感と黒鉄色を表現。「盛岡さんさ踊りりんごパンケーキ」は、太鼓の面に見立てた白いパンケーキで東北産のりんごジャムを挟んだ。もちもちとした食感とジャムの甘酸っぱさを楽しめる。

 9月末まで東北6県のスーパーで販売する。オープン価格。

© 株式会社岩手日報社