ミランのベルギー代表FWディヴォック・オリジ(28)に2クラブが興味を示しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。
昨夏ミランに加入したものの、イタリア挑戦1年目は公式戦36試合2ゴール1アシストと満足な結果を残せなかったオリジ。今夏のミランはザルツブルクからスイス代表FWノア・オカフォーを獲得した他、さらなるストライカーの獲得に動いており、現時点でオリジは蚊帳の外となっている。
そんなオリジの獲得に向け、トリノが動き出しているとのこと。26日のセリエA第2節ミラン戦で元パラグアイ代表FWアントニオ・サラブリアが負傷してしまったため、その代役に考えているようだ。
トリノのスポーツディレクター(SD)を務めるダビデ・ヴァニャーティ氏はすでにオリジの代理人にコンタクトを取ったようで、本人の意思を確認。獲得に向けた最大の障壁は、契約期間が2026年6月までとなっている年俸400万ユーロ(約6億3000万円)のミランとの現行契約にあるようだ。
また、イングランド方面からの関心もあり、バーンリーが獲得を検討している模様。噂に挙がっていたシェフィールド・ユナイテッド行きは破談に終わっているが、オリジ自身はプレミアリーグ復帰を望んでいるという。
ストライカーの確保を目指しているミランは、できるだけ早くオリジの去就をはっきりさせ、ポルトのイラン代表FWメフディ・タレミ(31)の獲得に集中したい様子。オリジを放出できれば2000万ユーロ(約31億7000万円)以上の節約にも繋がるようだが、はたしてオリジはどのような決断を下すのだろうか。