交通整理にもAI導入 DXで警備員の人手不足解消へデモンストレーション=静岡・沼津市

高齢化や人手不足が深刻化している交通整理などの警備業務に人工知能=AIを導入し、省力化を目指すシステムのデモンストレーションが8月28日、静岡県沼津市で開かれました。

【写真を見る】交通整理にもAI導入 DXで警備員の人手不足解消へデモンストレーション=静岡・沼津市

28日開かれた見学会には、警備業界のほか行政や警察などから60人以上が参加しました。

警備業界ではデジタル化を進めることで、少人数で交通整理を実現する研究が進んでいます。

披露されたシステム「KB‐EYE(ケイビアイ)」は、道路を規制する工事現場の交通整理にAIのシステムやカメラを導入して、警備員の代わりにLEDの信号表示などを制御するもので、無人で信号表示を切り替えて交通誘導をしていました。

このAI警備システムは、すでに山梨県や秋田県など4県で導入が始まっていて警備人材の省力化が期待されています。

© 静岡放送株式会社