ブレーブス・アクーニャJr.が60盗塁到達 史上初の「30-60」目前に

【ブレーブス14-4ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

メジャー最高勝率を誇るブレーブスは今日から敵地デンバーでロッキーズとの3連戦がスタート。その初戦は「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドで打線が18安打14得点と爆発し、14対4で大勝した。ブレーブス先発のブライス・エルダーは打線の援護に助けられ、6回8安打4失点で11勝目(4敗)をマーク。ロッキーズ2番手のカール・カウフマンは3回4安打3失点で4敗目(1勝)を喫した。

左ハムストリング痛で故障者リスト入りして戦列を離れていたオジー・オルビーズが復帰し、ほぼ「完全体」となったブレーブス打線。そのオルビーズは6打数ノーヒットに終わったが、ほかのスタメン8人が少なくとも1安打以上を放ち、ロッキーズ投手陣に18安打14得点の猛攻を浴びせた。

その強力打線を牽引したのがリードオフマンのロナルド・アクーニャJr.で、5回表に放った29号勝ち越し2ランを含む5打数4安打5打点2盗塁の大活躍。今季の盗塁数は今日の2つを加えて61となり、メジャーでは2017年のディー・ストレンジ=ゴードン以来の大台到達となった。

また、アクーニャJr.は今日の試合を終えて29本塁打・61盗塁となり、メジャー史上初となる「30-60」達成に王手。あと1本塁打で史上初の快挙を達成することになる。なお、シーズン60盗塁以上の選手では、1986年と1990年にリッキー・ヘンダーソンがマークした28本塁打が最多だったが、アクーニャJr.は今日の試合でヘンダーソンの記録を塗り替えた。

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