チェルシーがスミス・ロウ獲得を検討? アーセナルでは出場機会減少中

[写真:Getty Images]

チェルシーがアーセナルのイングランド代表MFエミール・スミス・ロウ(23)に関心を示しているようだ。

今夏にも移籍市場で多額の投資を行い、セネガル代表FWニコラス・ジャクソン、フランス代表MFクリストファー・エンクンクら多くの選手を獲得してきたチェルシー。しかし、エンクンクが開幕前に重傷を負い長期離脱を余儀なくされると、代わってトップ下で起用されていたMFカーニー・チュクエメカも左ヒザを負傷し、6週間程度の離脱となった。

移籍市場の残り期間で新たなアタッカーを求めるチェルシーだが、イギリス『ミラー』によるとスミス・ロウの獲得を検討しているとのこと。市場閉幕直前にオファーを出す可能性があるようだ。

アーセナルの下部組織出身であるスミス・ロウは、昨シーズン序盤にそ径部の手術を行い長期離脱となった影響もあり、公式戦出場が14試合にとどまるなど出場機会が減少。復活を期して臨んだ今シーズンも、ここまでコミュニティシールドでわずか3分間出場したのみであり、プレミアリーグでの出番はいまだなしと苦しい状況が続いている。

ただ、アーセナルは10番を背負う生え抜きの放出に消極的な模様。一方で、仮にチェルシーから正式なオファーが届いた場合に、出場機会を望むスミス・ロウがどのような決断を下すかが注目されている。

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