湘南の地元密着クラブ湘南ユナイテッドBCが”えのすい”で新チームのお披露目

チームワーク重視でベスト8目指す

B3リーグ参入2年目を迎える湘南ユナイテッドBCが、2023-24シ―ズンに臨む新チームのお披露目会見を8月28日に行った。会場となったのは地元湘南の人気スポット、”えのすい”の愛称で親しまれている新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)。初代ヘッドコーチとして昨シーズンより指揮を執る湘南工科大附高出身の堀田剛司HCを筆頭に、11名の選手がえのすい自慢の大水槽の前に並んだ。湘南ユナイテッドBCは藤沢市、茅ケ崎市、寒川町の隣接する2市1町が特別パートナーとして支える地域密着のクラブ。この日は鈴木恒夫藤沢市長も駆け付け「市民に元気を届けてほしい」とエールを送った。

「今シーズンの目標はまずはベスト8以上に入り、プレーオフに出場すること。そのうえで、どこまで勝ち上がれるか」と堀田HC。参入初年度は13位だったが、一歩ずつステップアップしていくために「これまでかなりハードに選手たちを追い込んでいますし、体力面を含め、いい準備ができています。サイズは昨シーズンよりも小さいですが、ディフェンスを重視し、スピーディーなバスケットボールを展開していきます。常にハードにディフェンスを続けられるように、多くの選手を起用するつもりですし、そのためチームワークを重視できる選手たちを集めたつもりです」とチームとして戦う姿勢を強く表した。

意気込みを語った堀田剛司HC

今シーズンのB3開幕節は10月6日(金)、7日(土)。湘南ユナイテッドBCはホーム秋葉台文化体育館(藤沢市)に香川ファイブアローズを迎える。10月7日(土)には、新江ノ島水族館による移動水族館が開設されるとのことなので、ぜひ観戦に訪れてほしい。

ユニフォームには藤沢市、茅ケ崎市、寒川町のロゴが並ぶ

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