村に憩いの場を、カフェ開店 九戸・三春孝浩さん

憩いの場をつくろうとカフェをオープンした三春孝浩さん

 九戸村伊保内の三春孝浩さん(53)は、同村江刺家に「まかない屋カフェMogu mogu」を開いた。東京の鉄板料理店や地元の飲食店での経験を生かし「自由な発想で料理を作りたい」と空き物件を改修し、村内に少ない「憩いの場を提供できればいい」と腕を振るう。

 農機具などを入れる小屋として使われていた場を借り、改修した。白を基調に木材を多用。店内には多くの窓があり、自然光がよく入る明るい雰囲気だ。5月末に準備が整い、6月中旬にオープンした。

 提供するのはスープ付きのチキンのトマト煮や牛カルビ焼きのプレート(ともに950円)、カレー(800円)など。ピリ辛の白いカレーなど変わり種もあり、ピザやフライドポテトはテイクアウトにも対応する。大根やニンジンなど知り合いから提供された地元野菜も多く使う。

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