8月26日から28日にかけて、セリエA第2節の10試合が行われた。
ホームでサッスオーロと対戦したナポリは序盤から攻撃力で相手を圧倒すると、16分にはヴィクター・オシムヘンがPKを決めて先制。後半開始早々にサッスオーロのマキシム・ロペスが退場、60分のジャコモ・ラスパドーリのPK失敗を経て迎えた64分、ジョバンニ・ディロレンツォが追加点を奪い、2－0の勝利を収めた。
鎌田大地が先発出場したラツィオはジェノアとホームで対戦。序盤からジェノアがペースを握ると、16分にマテオ・レテギが味方のシュートをGKが弾いたボールを頭で押し込み先制。後半に入るとラツィオが猛攻を仕掛けたもののゴールは奪えず、そのままタイムアップを迎えた。ラツィオは開幕2連敗となり、鎌田は65分に途中交代している。
トリノとのホームゲームに挑んだミランは33分、ルベン・ロフタス・チークのクロスからクリステャン・プリシッチと新戦力2人によるゴールで先制。すぐに追いつかれたが、前半終了間際にオリヴィエ・ジルーのPKとテオ・エルナンデスの技巧的なシュートで勝ち越すと、後半にもジルーのPKで1点を追加。4－1の快勝を飾り、首位に立った。
インテルはアウェーでカリアリと対戦。21分、マルクス・テュラムのスルーパスからデンゼル・ダンフリーズが先制点を奪うと、30分にはラウタロ・マルティネスが個人技を発揮し追加点。後半はカリアリが攻め込む場面もあったもののゴールは生まれず、インテルが2－0で勝利した。
ボローニャをホームに迎えたユヴェントスは、前半に先制を許したもの、80分にドゥサン・ブラホヴィッチがヘディングシュートを決めて同点とし、1－1の引き分けに終わった。エラス・ヴェローナとのアウェーゲームに挑んだローマは、開始早々に失点するなど前半のうちに2点をリードされる苦しい展開に。後半にウセム・アワールのゴールで1点を返したものの、逃げ切りを許した。エラス・ヴェローナは開幕2連勝を飾っている。
フロジノーネは前半に2ゴールを奪い、アタランタから今シーズン初勝利。エンポリと対戦したモンツァはアンドレア・コルパーニが2ゴールを奪い、こちらも今シーズン初勝利を挙げている。レッチェとホームで対戦したフィオレンティーナは、25分までに2点を奪う上場の立ち上がりを見せたが、後半に2点を奪われ2－2の引き分けに終わっている。サレルニターナ vs ウディネーゼは1－1の引き分けに終わった。
◉セリエA 第2節 結果
フロジノーネ 2－1 アタランタ
モンツァ 2－0 エンポリ
エラス・ヴェローナ 2－1 ローマ
ミラン 4－1 トリノ
フィオレンティーナ 2－2 レッチェ
ユヴェントス 1－1 ボローニャ
ラツィオ 0－1 ジェノア
ナポリ 2－0 サッスオーロ
サレルニターナ 1－1 ウディネーゼ
カリアリ 0－2 インテル
