坂口健太郎主演『CODE―願いの代償―』最終話を前に怒濤(どとう)の展開「今回は最初からずっとやばい」「黒幕が気になりすぎて」

8月27日に読売テレビ・日本テレビ系新日曜ドラマ『CODE―願いの代償―』の第9話が放送。CODEを開発したランリーテクノロジーの社長・市川(玉山鉄二)の真の目的がついに明らかとなり、ラストは、三輪(松下奈緒)が究極の選択を迫られる緊迫したシーンで終わった。SNS上では「今回はずっと最初からずっとやばい」「この終わり方で来週最終回……?ウソでしょ……!?」「あかん黒幕が気になりすぎて寝れないかも笑」など、最終話を目前にこれまで以上のざわつきを見せているようだ。

二宮(坂口健太郎)と椎名(染谷将太)が市川をアジトに監禁する中、神奈川県内の数か所でCODE絡みと思われる爆破事件が発生。爆破したビルにアタッシュケースを運んだ咲(堀田真由)がカメラに写っていたことで、事件の容疑者となるが、三輪と共にカラオケボックスに逃げているところを、椎名が救出する。

一方、市川に銃を突きつけ、真相に迫る二宮。しかし市川は、CODEの開発に関わったことを認めたものの、“制裁を下す”ルールは自分が作ったものではないと主張。二宮は、市川の逮捕状と家宅捜索令状を取るよう、八重樫(兵頭功海)に指示をするが、ランリーテクノロジーが国の事業に関わっていることを理由に令状は取れず。それどころか、市川を拘束したまま向かったランリーテクノロジーで、今度は逆に二宮が監禁されてしまうのだった。

実は拘束されていた市川がGPSを付けていたため、いつでも逃げ出せたのにも関わらず、面白がってわざと監禁されていたことが判明。この展開にSNS上でも「市川の方が1枚も2枚もウワテだな〜」「GPSもってたなんて、誘拐計画もグダグダだったのか」「うかつなのか、相手が利口なのか」など感心や落胆の声が。

市川を追及する二宮だったが…

市川は、滝田総務副大臣(本田博太郎)と共に新しいAIシステム『プロフェット』の実用化を、神奈川県知事の青柳(新納慎也)に提案する。プロフェットはランリーテクノロジーが持つ個人情報などのビッグデータをもとに政治や経済、世論の動向を予想。CODEによって起こされるような危険犯罪も事前に感知して排除できるという。しかし青柳知事は“そのシステムは危険”だと実用化に反対。その直後、ランリーテクノロジーから出てきたところを、CODEのプレイヤーに襲撃されてしまう。

自力で監禁から抜け出した二宮たちにより、青柳知事は救出されるが、壮大なプロフェットの計画を知ってしまった二宮は、市川を再び問い詰める。“CODEを作ったのは、わざと犯罪を増加させ、それを収めることが可能なプロフェットを実現化するためだったのか―” しかし、市川は否定し「悠香さんを殺したのが本当は誰なのかあなたには一生かかっても分かんないでしょうね」と不気味に言い放つのだった。

人間とシステムを同時に取り締まる『プロフェット』の実現化という、市川の目的がついに明らかになったことで、「こっちを広げることが真の目的だったのか?」「本来作りたいもののためにCODEを使った自作自演ってこと?」など混乱する声がある一方で「まるでこれからの日本が起こり得る事を予言してるかのようなドラマだね」などのコメントも。

CODEの指示する場所に向かった三輪

そんな中、アジトにいた三輪の元にCODEから任務がくる、失敗した場合は、息子・芯(木村優来)の身が危ないという。アタッシュケースを運べという指示通り、指定された場所に三輪が向かうと…なぜかアジトに1人残ったはずの咲が拘束されていた。慌てて救出しようとする三輪だったが、続いてCODEから“咲にアタッシュケースをプレゼントしてください”という指令が届く。アタッシュケースを開けると、中には時限爆弾が入っていて…!咲を助けてしまえば、任務失敗で芯の命が危ない…。思わず動きを止める三輪。

そんな2人の様子を、二宮と椎名が見ていた。何者かが中継映像を椎名のスマホに送ってきたのだ。「円さん、何黙ってんだよ!」最後は、咲を助けずにいる三輪の異変に気付いた椎名が、大声をあげるシーンで終わった。

このラストには「芯か咲か選べってか?」「病気の子供を人質にするって、運営側は血も涙もねぇな」などの声があった。また、真の黒幕が誰かを考察する声も多くあがっており、「正直、二宮さんと芯くん以外は全員怪しくみえちゃいます」「大臣と市川以外に黒幕いるの?」「黒幕咲ちゃんやったら嫌やな…」「八重樫刑事黒幕説…まああるかもだけど、二宮先輩慕っているあのままでいてほしいのよな…」などそれぞれのキャストについてのコメントがあがり、最終話を前にこちらも盛り上がりを見せているようだ。

市川はプロフェットの実現化を知事に働きかける

いよいよ最終話…!制限時間内に爆弾が入ったアタッシュケースを、咲に“プレゼント”する任務を受けた三輪。「私のことはいいから……芯くん助けてよ!」と咲は叫ぶが、三輪は縛られている咲のひもを解こうとする。爆発時間が迫る中、なんとかひもを解き終える円だったが…。

一方、スマホに送られてきた映像で、円や咲の様子を確認していた二宮と椎名。だが、爆風と共に、中継が途切れてしまい……!?

そんな中、市川は、青柳知事と共に会見を開いていた。青柳は、多くの犯罪を誘発するCODEへの対抗策として、社会にとって有害な対象を見つけ出し、速やかに排除するシステム『プロフェット』の実用化が決定したと発表。

そして、市川の策略により、二宮に青柳襲撃の容疑がかかってしまい――!?
プロフェットのオンライン化が迫る中……果たして、二宮たちの運命は!?

日曜ドラマ『CODE―願いの代償―』最終話は、9月3日(日)よる10時30分から日本テレビ系にて放送。

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写真提供:(C)YTV

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