マスクの着用を拒み旅客機から降ろされたとして元呉市議が航空会社と警察を相手取り、命令の取り消しなどを求めた裁判で広島地裁は原告の訴えを退けました。
訴えを起こしたのは谷本誠一元呉市議会議員(67)です。訴えによると谷本元呉市議は去年2月、釧路空港発の旅客機でマスクの着用を拒否。その後、機体から降ろされたとして航空会社「AIRDO」と釧路警察署に、命令の取り消しや、1円の損害賠償などを求めていました。きょうの判決言い渡しで広島地裁は「原告の主張は不当で、採用できない」と判断。原告の訴えを退けました。
裁判を終えた谷本元呉市議は・・・
■谷本誠一 元呉市議
「全て予想通りだったので何も動揺することはないし控訴を表明致します」
谷本元呉市議は判決を不服とし、控訴するとしています。
《2023年8月29日放送》