5万人、夜空の大輪堪能 真岡で4年ぶり「尊徳まつり」

尊徳夏まつりで打ち上げられた花火

 栃木県真岡市の夏を締めくくる「尊徳夏まつり」(同実行委員会主催)が26日、砂ケ原(いさがはら)の鬼怒川河川敷緑地公園で行われた。新型コロナウイルスの影響で中止が続いていたため、4年ぶり。

 祭りは旧二宮町時代から続いている。今年も納涼盆踊り大会や花火大会が実施された。花火大会では尺玉を含む約5千発を打ち上げた。県内外からの来場者約5万人(主催者発表)は芝生の上に座ったり寝転んだりして夜空に広がる大輪を堪能していた。

 いずれも真岡女子高3年の大内田優奈(おおうちだゆな)さん(18)と郷間愛海(ごうまあみ)さん(18)は「思ったよりも近くて大きかった。音楽と合った演出で感動した」と喜んでいた。

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