8月も残り2日だが、きょう30日(水)も猛暑は止みそうもない。日本海側を中心に最高気温35℃以上の猛暑日が予想され、体温を超える暑さになる所もある見込み。また、全国的に大気の状態が非常に不安定となり、広く雷雨の可能性があるため、外出には雨具を携帯したい。局地的には激しく降るので、空模様の変化、落雷や突風にも注意が必要だ。
体温超える猛暑も 無理のない活動・熱中症対策を
晴れる時間の長い日本海側を中心に、きょうも猛烈な暑さが予想されている。すでに夏休みが明けている地域もあるが、8月末になっても止まぬ猛暑に、昼間の屋外での活動を控えるなど、例年以上の対応が必要となりそうだ。
断続的に雨の降る四国や九州の太平洋側などで、暑さが少し和らぐ所もあるが、湿度は高いため、引き続き、熱中症対策を万全に行って欲しい。
<予想最高気温>
38℃ 若松(福島)、津川(新潟)
37℃ 横手(秋田)、富山、米子など
36℃ 山形、前橋、長野、松江、福岡など
天気急変 外出時に晴れていても雨具を備えて
全国的に大気の状態が非常に不安定となるため、西日本の太平洋側や東海で雨が降りやすく、晴れ間の出る地域でも、外出には傘などの雨具があると安心だ。空模様の変化に留意し、長時間の外出時には、洗濯物を屋外から屋内に移すなどの対策も必要となる。
局地的には激しい雷雨となる見込みで、落雷や突風、短時間の大雨による道路の冠水、土砂災害などにも注意が必要だ。
台風11号 沖縄はきょうのうちに台風対策を
台風11号は発達しながら北上中で、あす31日(木)から9月2日(土)頃にかけて、強い勢力で沖縄に接近する見込み。高波や暴風などへの備えは、きょうのうちに済ませておきたい。
また、今後、新たに台風が発生する見込みで、引き続き、最新の情報に注意が必要だ。
(気象予報士・海老原美代子)