長崎ばってん鶏使用「よしもとカレー」PR 芸人ら諫早市役所を訪問 市長も太鼓判!

新商品を試食する大久保市長(右)とPRする長崎亭キヨちゃんぽんさん=諫早市役所

 吉本興業のオリジナルカレーに長崎県養鶏農業協同組合のブランド鶏肉を使ったレトルト食品「よしもとカレー いさはや 長崎ばってん鶏編」をPRするため、同社所属の芸人らが28日、諫早市役所を訪問。試食した大久保潔重市長は「(肉が)よく煮込んであっておいしい」と太鼓判を押した。
 同社は地域創生事業として昨年から、社員食堂で1番人気のオリジナルカレーと全国各地の魅力ある食材をかけ合わせた新商品を、生産者団体などとシリーズ化。今回は本県の食材としては初となる第6弾で、本部工場が同市にある同農協と共同開発した。
 同農協によると、長崎ばってん鶏は坪当たりの羽数を少なくしているほか、飼料にハーブを配合し「長期無薬」で育てる。肉がジューシーで、うま味、こくが特長という。
 長崎亭キヨちゃんぽんさんや同農協の深沢晃組合長らが市役所で紹介。深沢組合長は取材に「6月に発売したところ、予想以上の反響で追加生産を発注したほど。消費者の嗜好(しこう)が多様化する中、今後も生の声を聞きながら新商品の開発を進めたい」と話した。
 県内では同市物産ホール(諫早商工会館1階)や諫早駅観光案内・PRコーナーなどで販売。1箱(1食)594円。

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