システムの不具合で、29日から全国で稼働が停止していたトヨタ自動車の車両工場は30日朝から順次稼働を再開しています。
トヨタ自動車の全国12の工場は、システムの不具合で部品の発注処理ができなくなった影響で、29日朝から稼働が停止し、午後には全国に14ある車両工場の28の生産ライン全てに影響が広がっていました。
トヨタはシステムの復旧を進め、30日朝から12の工場で稼働を再開しました。残る2つの工場も夕方に再開する予定です。
トヨタに部品を納入している業者は「稼働停止が続くと在庫を保管するスペースがなくなってしまうので再開してほっとしている」と話していました。トヨタは不具合の原因はサイバー攻撃ではないとみられるとしていて、詳しい原因を調べています。
