トッテナムで苦戦する23歳DFスペンスはリーズ移籍へ… 買取OPなしのレンタルが有力

[写真:Getty Images]

トッテナムのU-21イングランド代表DFジェド・スペンス(23)はリーズ・ユナイテッド移籍へと近づいているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

2021-22シーズンにレンタル移籍先のノッティンガム・フォレストで印象的な活躍を見せ、チームのプレミアリーグ昇格に貢献した攻撃的サイドバックのスペンス。シーズン終了後の2022年夏には、所属するミドルズブラからトッテナムへ移籍金最大2000万ポンド(約36億9000万円)前後での完全移籍を果たし、5年契約を結んだ。

しかし、昨シーズン前半は先発なしの公式戦6試合の出場に終わり、1月にスタッド・レンヌへレンタルで移籍。移籍後しばらくは先発出場が続いたが、終盤はケガなども重なり、リーグ・アンでの出場も8試合にとどまった。

そんなスペンスの獲得を目指しているのが今シーズン、チャンピオンシップ(イングランド2部)で戦っているリーズ。レンタル料100万ポンド(約1億8000万円)でのレンタル移籍が近づいているようだが、トッテナムはどんな形であろうと買い取りオプションの付帯を認めない意向だという。

なお、プレミアリーグから降格したことにより複数の主力を放出しているリーズだが、右サイドバックの主力であるイングランド人DFルーク・エイリングはチームに残留。ノリッジ・シティを退団したイングランド人DFサム・バイラムもフリーで獲得しており、サイドバックは比較的充実している。

今回の移籍が実現すれば、スペンスはフォレスト時代以来となるチャンピオンシップでの戦いに身を投じることになるが、ポジション争いに勝って復活を遂げることができるのだろうか。

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