賭博違反で8カ月活動停止のトニー、チェルシーが滑り込みで獲得か?移籍金は147.7億円

[写真:Getty Images]

賭博違反により8カ月の活動禁止処分がかされているブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニー(27)だが、チェルシーへ移籍する可能性があるようだ。イギリス『インデペンデント』が伝えた。

2022-23シーズンはプレミアリーグで30試合に出場し20ゴールを記録したトニー。イングランド代表にも招集された中、前述の賭博違反疑惑が浮上した。

シーズン終盤の試合を欠場せざるを得なくなると、5月には8カ月の活動停止処分が決定。来年1月まで何もできない状態となった。

それでも、フィジカルの強さ、タフなプレースタイルは高く評価されており、1月に獲得に動くクラブがあるとされているなか、チェルシーが先に獲得に動く可能性があるという。

ストライカー補強を目指すチェルシー。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、攻撃面全体に影響を与えられる選手を望んでいるとされている。

ノッティンガム・フォレストのFWブレナン・ジョンソンも獲得のターゲットだが、アーセナルやトッテナムなども狙っており、特にトッテナムが熱心に動いている。

一方で、チェルシーはトニーをその代役と考えている状況。ブレントフォードは8000万ポンド(約147億7000万円)の値付けをしているが、チェルシーは残り少ない時間でも獲得する可能性があがっているという。

チェルシーは今夏獲得したFWクリストファー・エンクンクがプレシーズンで重傷を負い長期離脱。同様に今夏加入したU-20イングランド代表MFカーニー・チュクエメカもヒザを負傷して離脱しており、攻撃陣が手薄になったところ、ウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクも負傷と攻撃陣が手薄になっている。

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