資源エネルギー庁によりますと、今月28日時点で広島県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり184.6円でした。先週よりも2円高く、14週連続の値上がりとなりました。
県内で、これまで最も高かったのは2008年の183.2円でしたが、初めて184円を超えて過去最高値を更新しました。180円を超えるのは3週連続です。
全国の平均価格も185.6円と過去最高で、円安によって原油の輸入価格が上昇していることや、政府が石油の元売り会社に支給しているガソリン補助金を段階的に縮小していることなどが値上がり要因となっています。
こうした状況を受けて政府は、9月末で期限を迎える高騰対策を延長し、小売価格を1リットル当たり170円台に抑えられるよう、補助金を拡充する方向で調整に入っています。
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