東証続伸、終値は106円高 3週間ぶり高値水準

東京証券取引所内にある株価ボード=18日(AP=共同)

 30日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は3日続伸した。終値は前日比106円49銭高の3万2333円46銭で、10日以来約3週間ぶりの高値水準を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが長期化するとの警戒感が後退し、買い注文が優勢だった。

 東証株価指数(TOPIX)は9.97ポイント高の2313.38。出来高は約13億5千万株。

 前日に発表された米雇用指標で求人件数が低水準にとどまった。FRBが景気を冷やす利上げを停止するとの観測が高まり、前日の米株式市場は上昇した。

 30日の東京市場は、アジア株がおおむね堅調に推移したこともあり、一時300円超上げた。

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