「誇り持てる校名に」4案選出 久慈東高と久慈工高統合の新設校

 久慈東高と久慈工高の2025年度統合に向けた久慈地区新設高等学校統合検討会議(座長・佐々木寛久慈東高校長)は28日、新設校の校名に「久慈工科総合」「久慈翔北(しょうほく)」「久慈北耀(ほくよう)」「久慈魁星(かいせい)」の四つの候補を選んだ。

 久慈市門前の久慈東高で第2回会議を開催し、代理を含む構成員14人全員が出席。校名は6月8日~7月5日に公募し、全国から122件の応募があった。構成員からは「生徒が誇りを持てるような校名がいい」「『久慈』の文字を付けるべき」などの意見が出た。

 4候補は県教委に推薦し、12月の第3回会議で公表される予定。佐々木座長は「応募も多くあり、教職員や会議の構成員もじっくり考えた。どの校名になっても、生徒が充実した学びができるよう進めていきたい」とする。

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